戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【集客(小手先)のテクニック001】
2016年9月16日(金)
広告づくりでは「つかみ」が重要です。チラシやメールマガジンなどの広告に限らず、書籍のタイトルなども同様に「つかみ」が重要ですね。読み手から、パッと目にした瞬間に注意を引いてもらわなければなりません。さもなければすぐに離れていってしまうのです。
そこで、キャッチしてもらうためのコピーが必要です。ポイントは「えっ、何だ?」と読み手(聞き手)に思われるような心理ギャップを演出すること。そのポイントをいくつかお伝えしましょう。
○ ニュース性を演出する
例えば、「新発売」、「初公開」です。パチンコ屋がいつも「新装開店!」と売り出しているのと同じです。
○ 目を引く言葉を活用する
「奇跡の」「感動の」「神秘的に」「なんと○○」「驚いたことに」「国内唯一の」などと目を引く言葉を使うことによる演出です。飲食店に行くとよく目にする「国産米使用」などと「国産であること」を強調するのもこのやり方です。
○ 裏話、暴露的な話から好奇心をそそる
「実は・・・」「告白すると・・・」「ここだけの話・・・」のように裏話、ヒソヒソ話をする、あるいは、暴露するような演出です。これは私たちの日常会話にも使えますね?
○ 危機感や緊急性に訴える
テレビ通販番組をみればいつも行われるお馴染みの手法です。今すぐにアクションを起こさせるために急かすのです。「今すぐやらないと・・・」などと危機感や緊急性に訴える演出です。
テレビ通販番組では、いつも「今から30分以内にご注文の方だけに、なんと特別にもう一箱プレゼント!」などと視聴者を急かしていますね。
○ ターゲットを特定する
「28歳の転職を考えているあなたへ」、「まだ42歳なのに・・・」「東大現役合格を目指す高2の君へ!」などと顧客層を絞り込み注意を喚起する方法です。
性別、年齢、職業などでターゲットを絞り込み、読み手(聞き手)に対して「あっ、それは私だ!」と気付かせるのです。
○ 数字を巧みに利用する
「新入社員はなぜ3年で辞めるのか?」、「7つの習慣-成功には原則があった」などという本のタイトルがありましたね? 数字を利用して読み手の興味を引く演出です。特に意味があるわけではないですが、読み手に対して興味を引かせるために敢えて”数字”を用いるのです。
○ お客さまの声を見出しに利用する
「鏡を覗いてみたら、もうビックリでした!」などとお客さまの声をそのまま利用する演出です。通販会社のチラシには、よくお客さまの声が見出しに利用されています。
○ 専門家をダシにしたような表現を利用する
「乾燥肌に悩まされる皮膚科の先生は、乾燥肌対策にどうしているのか?」などという演出です。皮膚の専門家であるべき人は、果たして自身の乾燥肌対策として何をしているのか気になりますね。
○ ノウハウがあるような表現をする
「成功する○○の法則」や「〇〇式ダイエット」などとあたかも解決策(ノウハウ)があるかのような演出です。「数字を巧みに利用する」と併用すれば「3ヶ月でペラペラに!〇〇式英会話」などとアピールできますね。
○ 無料を強調する
よくあるパターンですが、「サンプルは無料です!」などと無料であることを強調する方法です。私も本サイトでコラムのお届けが無料であることを強調しています。
○ 駄目な奴でも出来そうな可能性を強調する
「高校中退、時給890円のニートだった僕が半年後になんと月給300万円も稼いだヒミツとは?」「底辺校から東大に現役合格した奇跡の勉強法は?」などと「あり得ない!」と思われることが可能になったことを強調する演出です。
○ 希少性をアピール&期限を限定する
「当店限定品」などがこれに該当します。これも通販番組ではいつも使われます。「残りあと5本です」、「あと残り2日となりました」などと希少性をアピールする、あるいは、期限を限定する演出です。
○ 抵抗心理を逆手に利用する
「本気で儲けたい人以外は、絶対に申し込まないで下さい」などと人の抵抗する心理を逆手に利用する演出です。
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