戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
こんにちは。戦略プロセス経営実践会を運営する関口です。
このページでは、社名の由来と、私たちの事業に込めた想いについてお話しします。
当会「戦略プロセス経営実践会」は、「株式会社とげぬき」が運営しています。
「とげぬき」と聞くと、東京・巣鴨の「とげぬき地蔵」を思い浮かべる方も多いかもしれません。実は、私の母方の実家がその近くにあり、子どもの頃によく連れて行ってもらった、思い出深い場所です。
その昔、江戸時代に毛利家の女中が誤って針を飲み込み、苦しんでいたところ、通りがかった僧侶が「地蔵菩薩の霊印」を写した紙札「御影(おみかげ)」を煎じて飲ませたそうです。すると、針は紙札に描かれた地蔵尊の胸を貫き、女中の口から出てきたと伝えられています。これが「とげぬき地蔵」の由来です。
「とげぬき地蔵」は、体の不調や痛みを和らげるご利益があるとされ、多くの高齢の方々が訪れます。
そんな“とげを抜く”という行為に、「経営にひそむ悩みや不安を取り除く」という意味を重ね、「株式会社とげぬき」という社名にしました。
経営には、小さな“とげ”のような違和感や不安がつきものです。私たちは、そうした見えにくい課題にも丁寧に向き合い、解決の道をともに探していきたいと考えています。
「戦略プロセス経営実践会」という名前にも、もうひとつ大切な意味が込められています。
私たちは、企業の成長を「戦略」と「プロセス」の両輪で支える存在でありたいと考えています。
どんなに優れた戦略も、実行のプロセスがなければ成果にはつながりません。逆に、プロセスばかりで戦略がなければ、方向性を見失ってしまいます。
だからこそ、当会はこう掲げています。
「企業のビジョン実現に向けて、体系的な事業構築の支援を通じ、顧客と自らの持続的な成長に貢献する」
このような理念をもとに、「いきいきと前に進み続ける」イメージを重ねて、ロゴマークにはウミガメを採用しました。
ウミガメは長寿の象徴であり、手足を巧みに使って、広い海をたくましく泳ぎ続けます。その姿は、変化の激しい市場において、自らの力で道を切り拓く企業の姿と重なります。
「いつまでも、アクティブに」「ゆるやかに、でも着実に前へ」
そんな願いを込めて、ウミガメをロゴに選びました。
これからも、目に見えにくい“とげ”に気づき、それを一つひとつ丁寧に抜き取りながら、戦略とプロセスで企業の挑戦を支えてまいります。