戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【関口のつぶやき、感じたこと001】
2018年 12月 26日(水)
これまでの経営者は、特定の業務におけるプロセスを自動化するために、機械を活用することに焦点を当てていた。そうしたプロセスは通常、線形、段階的、逐次的といった特徴を持ち、標準化が行われていて、作業の繰り返しと測定が可能であり、長い時間と分析を通じて最適化が進められた。
しかしこのようなアプローチによるパフォーマンスの向上は、近年その効果が頭打ちになっている。機械による自動化を通じた効率化が徹底的に進められ、その余地が殆ど残されていないためだ。
AI技術の潜在的な可能性を引き続き活用するために、今多くのリーディングカンパニーが業務プロセスをより流動的で適応力のあるものとして捉えるようになっている。固定化された組み立てラインのような組織から、人間と高度なAIシステムがパートナーになるという、オーガニック(有機的)なチームへと移行しつつあるのだ。
上記の通り書かれていましたが、「機械による自動化を通じた効率化が徹底的に進められ、その余地が殆ど残されていない」というのは一部の大手製造業の話であり、中小はまだまだ改善の余地があるはずです。
それに、私が支援している介護現場など非製造業では、よくやく機械による自動化を通じた効率化が始まった感じです。
「人間と高度なAIシステムがパートナーになるという、オーガニック(有機的)なチームへと…」とありますが、介護をはじめ中小の非製造業においては今後、人間と新たなテクノロジーがパートナーになっていかなければならないことは確かです。
とにかく、本書に内容については、改めてお知らせします。
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