【関口のつぶやき、感じたこと(生産性向上など)044】 

2020年 5月 6日(水

  • 個人経済圏
  • コミュニティ
  • オンラインサロン

こんにちは。戦略プロセス経営実践会の関口です。

緊急事態宣言下の静かなGWはいかがでしたでしょうか?

 

確か先月の日経MJだったと記憶していますが、多数のユーチューバーを抱えるUUUM(ウーム)という会社について書かれている記事がありました。UUUMが「脱広告の依存を急いでいる」という内容でした。つまり、動画の再生回数で広告収入を得るビジネスモデルに依存せず、グッズ販売など収益の多様化に取り組んでいるとのこと。

実は私がその記事を読んで気になったのは「個人経済圏」という表現です。新聞記事から写した私のメモには「個人経済圏の本質は得意な領域で価値を提供し、共感してくれるファンと関係を築いていく新しい生き方」と記されていました。

以前から存在していた商売では、通販の「毎月お届けコース」や「頒布会」、それに生協のビジネスモデルなどが個人経済圏の原形かと思います。それがSNSの普及により、企業だけではなく個人レベルでも共感してくれる多数のファンと関係を築きながら稼ぎ出す人が増えてきたのです。

例えば、ファンに対してはオンラインサロンの会員になってもらい、月額1,000円ほど課金する方法があります。クローズドなコミュニティを形成し、そこに属しているメンバーにだけ情報を提供するやり方が一般的です。情報を発信するための手段は、動画、PDFファイルなどさまざまです。

一人から毎月1,000円を出してもらうと仮定しましょう。ファンが100名いれば、月に10万円が売上として計上されます。さらに、その中の10%に相当する10人だけでも追加で5万円の買い物をしてくれれば、月々10万円の売上とは別に50万円を得ることができます。つまり、個人を相手に浅く広く集客して小口を集める一方で、一部のファンには大金を払ってもらうのです。

わかりやすくするために100名と書きましたが、10万、20万人もの会員がいれば、情報を発信するための調査や制作に大金を投入することが可能です。多数のファンを相手に、さまざまな商売(物販、マッチング、セミナー開催など)の展開も可能となります。現に、私のところには、ある会社からメールだけではなく郵便のDMが毎週のように届きます。そこが販売しているのはネット系の教材ですが、価格は198,000円のものが多いのです。その会社、毎週のように新教材を売り出しているのです。

そして購入者にはパソコンやスマホの画面にIDとパスワードを入力し勝手に視聴してもらうだけ。準備には時間が掛かり大変ですが、販売開始後は殆ど手間が掛からないのです。このビジネスでは、購入者がわずか5名でも、あるいは5万人でも売り手側の手間は大差がないのです。

なぜなら、購入・決済・視聴など、殆どの手続きが全て自動化されているから。ファンか勝手に購入し、好きな時間に勝手に視聴してくれるので、質問でも飛んでこない限り一人ひとりに対応する必要がないのです。規模の経済が働くのです。

まさに、自身の得意な領域で価値を提供し、共感してくれるファンと関係を築いて稼ぎ出す方法です。この方法はとても魅力的ですが、一定の水準に達するまでが大変です。

この手のビジネスについて詳しいことは、別ページに紹介している「事例から学ぶ集客の知恵」の中で詳しく説明しています。商売がうまい人の多くが取り入れているやり方が、まさに独自の経済圏をつくることなのです。好きなやり方ではないので私はやっていませんが、成功している(儲けている)人の多くが取り入れている方法です。今後はよく注意を払ってみましょう。

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