戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【経営コンサルタント051】
2021年 8月 14日(土)
こんにちは、関口です。
今回は「独立して頑張っているコンサルタントの悩みをQ&Aで解決する」という企画の5回目となります。
サラリーマンからコンサルタントとして起業し、もうすぐ丸3年が経過します。当初は、サラリーマン時代よりも遥かに稼げると期待していました。ところが、現実は大きく異なりました。丸3年の月日が過ぎようとしていますが、いまだに1件目の契約すら取れません。
それどころか、まるで先が見えません。「セミナーをやった方が良い」と言われ、これまで5回ほど企画しましたが、開催できたのは初回だけ。それも、3人の知り合いに頼んでサクラとして来てもらったのです。売上はありませんでした。3回目以降は、コロナ禍ということでオンライン開催を企画しました。残念ながら、申込者は1人もいませんでした。
また、ホームページ上で「相談会」を積極的に案内してきましたが、いまだに1件の申し込みもありません。講演やセミナーの講師として声が掛かったこともこれまで1度もありません。ホームページのお問い合わせフォームにメッセージが入ったことは3年の間に10回ほどありましたが、全てSEO対策などの営業メールであり、問い合わせについても実質1件もないという状態です。
このままコンサルタントとして続けるべきかどうか迷っています。どうしたら良いでしょうか? 今後のアクションとしてどのような選択肢があるでしょうか?
巷には、「年収3,000万円」「1億円」などとでっかい数字で期待感をむやみに刺激し、「儲かりました!」という顧客の声(?)をズラリと並べて、その気にさせようとする輩が多いためか、それらを鵜呑みにし、甘い期待を抱いたことが最初の間違いだったのではないでしょか?
つまり、顧客の声などを装った宣伝・広告話を鵜呑みにするのではなく、もっと現実を直視した上でご自身のキャリア戦略を描くべきだったということです。
ちなみに、少しまともな会社であれば、新規事業を立ち上げる際は、一定以上のリサーチを行った上で、やる・やらないはもちろんのこと、どのように参入するかということを判断します。だから、初めは願望でも良いのですが、それが実現可能かどうかの調査を行うことが必須となります。
市場や競合について、一定以上の調査を行うべきということです。
一般企業の新規事業への参入と同じように、個人でコンサルタント業を立ち上げる際についても、一定以上の調査を行った上で、自分で実現の可能性を判断すべきです。ちゃんと調査を行っていれば、「儲かりました!」などという顧客の声の多くが眉唾ものであることが見抜けたはずです。
なお、あなたはひとりコンサルタントとして、どのくらいの料金設定を考えていますか? また、(同じ仕事を)副業人材として働いた場合の報酬の相場を知っていますか? あなたと同じようなテーマを扱っている人が、ビザスクのようなスポットコンサルのサービスの場においてどのくらいの料金を請求しているか理解していますか?
市場や競合についての調査は、こういう簡単にできることから始めてみてください。
…【後略】…
上記(質問)のアドバイスの続きにつきましては、【新 特別レポート】の中で全文を紹介しています。
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