【サブテーマ3】

DX時代の成功戦略:
テクノロジー導入前に顧客重視のアプローチを
 

戦略プロセス経営実践会が提唱するのは、新しい手段・手法としてテクノロジーを導入・活用する前に、優先的に取り組むべきことがあるということです。

「ツールありき」や「いきなり導入・活用」ではなく、まずは顧客に焦点を当てた事業戦略を構築することが重要なのです。

「○○さえ導入すれば…」という「戦術ありき」「ツールありき」の発想になり、チャンスを追い求めていませんか? 事業全体のデザインを疎かにしたまま、個々の部品をバラバラに検討していることはありませんか?

「ホームページを立ち上げる」「展示会に出展する」「広告の原稿を作成する」…これらはどれも単発的に・バラバラに取り組むべきではありません。「戦略とのリンク」が必要なのです。新しいテクノロジーの導入・活用についても同様です。

「現状」から「あるべき姿」へ到達するために、レバレッジを効かせる手段として、新しいツール(手段・手法)を最大限に活用することが理想です。

そのためには、事業デザインを戦略的に行い、PDCAサイクルを回す仕組みを構築することが必要です。単発的なチャンスの追求にとどまらず、トータルな視点から戦略的かつプロセス重視のアプローチを目指しましょう。特定のツールの機能面に頼ろうとするのではなく、経営戦略に基づいた最適なツールの活用を考えることが重要です。

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機械、ロボット、ITツール、各種システム、分析・支援ツールなどを導入・活用する目的は何でしょうか?

  • 生産性の向上?
  • 顧客満足度のアップ?
  • 社員の業務負担の軽減?

これらはすべて重要ですが、それだけでは不十分です。

重要なのは、これらのツールを導入・活用してどのような目標を達成するのか、そしてそれが貴社の戦略にどのように役立つのかということです。

ツールを導入する前に、まずは事業戦略を策定し、そのビジョンや目標を明確にすることが重要です。そうすれば、ツールを使ってどのようにその目標を達成できるのか、具体的なプロセスやアクションプランを策定することができます。

ですから、ツールの操作方法や機能を理解することは不可欠ですが、それらを活用して理想のビジネスプロセスやビジョンを実現するための戦略を考えることがさらに重要なのです。

新しいテクノロジーの導入・活用にあたり、ツールにばかり注目していては本質を見失ってしまいます。まずは「当社はどうあるべきか?」を考え、その理想の姿を明確にしましょう。そして、そのために「何をすべきか?」を検討することが重要です。それを受けて、最適なテクノロジーやツールの活用方法を決定しましょう。

貴社が導入・活用するテクノロジーやツールは、必ずしも新しいものや流行りのものである必要はありません。まずは、貴社がどのような姿勢やビジョンを持っているのかを明確にすることが大切です。

テクノロジーやツールの活用で最大限の価値を引き出すことが目的です。当会の支援コンセプトである「見える化・体系化・仕組み化」を活用することで、新たな視点からチャンスを発見し、プロセスを最適化しましょう。

3.1 手段にとらわれず、目的を達成するための戦略を考える

当会代表の関口は、2010年から介護ロボットの普及に携わり、行政主導の事業に関わり、多数の導入支援を行ってきました。ユーザー、メーカー、行政の間の橋渡し役として、多くの問題点を痛感しています。

「手段にとらわれず、目的を達成するための戦略を考える」とは、介護ロボットを導入することそのものを目的化し、本来の目的から逸脱しないようにすることです。

3.2 組織内に仕組みがなければ新しいツールは十分に活かされない

最も痛感したのは、「組織内に適切な仕組みがなければ、新しいテクノロジーやツールを導入しても十分に活用できない」ということです。したがって、最初に適切な「基盤」を築く必要があります。

これが、新しいテクノロジーやツールを最大限に活用できるビジネスへと変革するために、何よりも重要なのです。

3.3 機会を追い求めすぎるということ

多くの中小企業の経営者は、時代の流れに取り残されないよう焦りがちです。「これからはAIの時代だから…」と、新しいテクノロジーに飛びつき、次々とツールを導入しようとすることがあります。

そうして手段や技術にとらわれ、「目的」や「成し遂げるべきこと」を見失ってしまうことがあります。理由は、「新しい技術だから」「AIの時代だから」「補助金が出るから」「同業他社が導入したから」など、単に流行のツールに飛びついた結果です。

その結果、手段と目的を履き違え、実際には何を達成すべきかを見失ってしまうことがあります。また、ツールやテクノロジーを使いこなすことばかりに注力し、本来の目的や成果を実現するための組織的な仕組みを整備することを怠ってしまうこともあります。

このような誤ったアプローチによって、中小企業は成果を上げられず、ますます市場競争力を失ってしまう危険があります。したがって、ツールやテクノロジーを導入する前に、本来の目的や戦略を明確にし、それを実現するための組織的な仕組みを整備することが重要です。

新しいテクノロジーを活用することの本当の目的は、それ自体ではなく、自分たちが望む「ありたい姿」を実現することです。新しいテクノロジーの利用は、あくまで手段の一つにすぎません。

ただし、テクノロジーを活用する際には、まず「ありたい姿」を明確にし、その目標を達成するための戦略や計画を立てる必要があります。これは、事業をデザインすることです。

このデザインを怠り、ただ新しいツールを導入するだけでは、最初はうまくいっても時間が経つにつれて目標がブレ始め、失敗する可能性が高まります。計画的に時間をかけて事業のデザインを練り上げたうえで、新しいテクノロジーを活用することが大切です。そうすれば、後戻りせずに効果的な取り組みができます。

導入したテクノロジーを単なるツールとして活用するだけでは、最大限の価値を引き出せません。新しいテクノロジーの導入は経営力向上の絶好の機会です。しかし、テクノロジーの活用は単に自動化やデジタル化に留まるべきではなく、事業デザインと統合して戦略的に活用する必要があります。

事業デザインとは、事業全体を改めてデザインすることであり、目指すところを明確にすることです。それにより、「次に何を行うべきか」「それを行うためにどのようなテクノロジーやツールが必要か」が明確になります。新しいテクノロジーの活用を自社の事業戦略に上手に位置付け、最大限に活用することができます。

特に顧客戦略が重要です。それを実行するために、新しいツールや手法を最大限に活用することが理想です。なぜなら、事業を成功させるためには顧客の理解が不可欠であり、顧客戦略に取り組むことが必要だからです。

事業は顧客に支えられています。「誰に、何を提案し、どのような価値を創るのか」を明確にし、顧客戦略を明確にすることが大切です。テクノロジー(ツール)は、顧客に価値を提供するための手段にすぎません。

まさに「顧客中心の戦略の成功を導くための秘訣」が必要なのです。

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