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【集客(小手先)のテクニック003】
2017年6月 2日(金)
本日からは「集客テクニック」と題して、これまでに見てきた様々な方の集客(小手先)のテクニックを解説していきます。どれもお金を掛けずに出来ることです。
1回目の今回は「同業他社のセミナーや各種交流会を活用する」です。
下記に説明するのは、(貴社の)潜在顧客になりうる人が多く集まって来ると思われる他社のセミナーや交流会に参加して、その「場」を活用する方法です。いくつかお教えしましょう。
手っ取り早い方法は、そのセミナーに参加している人たちから次から次と名刺を集めて連絡先を獲得することです。この方法であれば主催側に迷惑を掛けることはまずありません。
しかも、名刺交換した相手に2-3日以内にメールを送れば、見知らぬ人に送信する場合(メールのDM)よりも遥かに高い確率で返信が来るはずです。この方法は実によく目にする常套手段です。
これも常套手段ですが、主催者や講師に、チラシの配布(同封)を依頼することです。この場合、主催者に確認して許可を得なければならない点が少し面倒ですが、無料で配布(同封)してもらえるのであればぜひお願いしましょう。
カタログ通販の会社などが購入歴のある人に繰り返し何度もカタログを送ることがありますが、彼らは他社のチラシ同梱してあげることで課金して、自らの費用を賄っているのです。
上記の方法に加えて、私がセミナーや各種交流会の場で「なかなかやるな!」と思った方法を2つ紹介します。その1つは会場内のちょっとしたスペースで堂々と営業活動する方法です。即席のミニブースを設置して、興味のある人に立ち寄ってもらうやり方です。
実は私、ロボットのイベントをもう数十回以上も企画・開催したことがあります。通常だと主催者から依頼があった事業者のみが会場内に展示します。それがごく自然な光景です。ところが、(出展者ではなく)来場者として会場に来たはずの人が、出入り口付近の通路で自ら持ってきたロボットを展示していたことがあります。
つまりイベント会場で無許可の露天商をやっていたということです。この人は知り合いだったので、別にお咎めすることはありませんでした。その彼曰く、「関口さん、お陰様でデモの予約を取ることができました!」とのこと。
咎めるどころか「なかなかやるな!」と思いました。
セミナーや各種交流会などへ参加すると殆どの主催者が実施することがあります。それはアンケートの回収です。「なかなかやるな!」と思った2つ目は、アンケート用紙を宣伝に活用する方法です。これも自ら企画したロボットのイベント開催時に見付けました。
その時は、講師の売り込みでした。しかも、自ら「私がやります!」と記入して提出することではありません。
私が目にしたのは当日登壇した講師を批判する一方で、「●●のテーマについては、やはり○○さんが最もふさわしいです」と匿名の人からミニ推薦文が記されていたのです。この方法についても「なかなかやるな!」と思いました。
ただし「○○さん」の氏名が参加者名簿に載っていると「本人からの売り込みか?」と思われるだけなので、第三者に頼んでやるべきでしょう。
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