【関口のつぶやき、感じたこと 078】 

2023年 3月 8日(水

  • 目標
  • 実行
  • 差し迫った背景

こんにちは、関口です。

私たちにとって、目標を掲げることはそれほど難しくありません。しかし、それを確実に実行に移すことは難しいものです。

自分が掲げた目標を確実に実行に移すためには、適切な背景(自分に差し迫った背景)を整えることが重要です。つまり、自分が直面している現実的な状況を考慮に入れることが必要です。

自分の考えや信念は大切です。それらは行動に大きな影響を与えます。ただし、最終的に行動を決定するのは、自分が直面している現実的な状況です。つまり、自分に差し迫った背景が重要な鍵となります。これは私自身が経験から学んだことでもあります。

例を挙げて説明します。優しい心を持つ人は、目の前に障害者を見つけたら、可能な限り手を差し伸べようとします。しかし、ある日、誰かに「急がないと、遅刻しますよ」と言われた場合、その人の行動も変わってしまうことがあります。つまり、自分に直面している現実的な状況によって、自分が本来持っていた価値観や信念に反する行動をとってしまうことがあるということです。

この例から分かるように、私たちが目標を達成するためには、その瞬間の状況に直面することが必要です。それは、過去の経験や信念にとらわれず、目の前にある状況に応じた行動をとることが多々あるからです。したがって、自分が作り出す背景(自分に差し迫った状況)を適切に整え、状況に応じた行動をとることが、目標を達成するための鍵となります。

このことから、適切な目標を掲げていれば、現在の行動を駆り立てる背景が自然と生まれるはずです。そうでない場合は、その目標に合った背景が欠けているということになります。

繰り返しになりますが、もし何かがうまくいっているのであれば、それはその背景がうまくいっているということ。一方、何かがうまくいっていないのであれば、あなたが作り出した背景がうまく機能していないのです。

では、自分を突き動かすような背景は、どのようにして作り出すことができるのでしょうか?  それには、一歩下がってよく考えてみることです。そして、目標の達成に向けて、自分の行動の基になっている背景(自分に差し迫った背景)を特定してみることです。

具体的には、困難や苦悩などを考え、その状況を引き起こす「重要な要素」を考えてみることです。「一体、何が困難や苦難を引き起こす(だと考えしまう)要素なのか?」と考えてみるのです。それが判明したら、その要素を敢えて変えてみることです。そうやって、新たな状況(自分に差し迫った背景)を作り出すことができるはずです。

子供に対して、「土曜日までに宿題を終わらせたら、日曜日に遊園地へ行く。しかし、土曜日までに終えることができなかったら、遊園地行きはなし」と言いきかせて、親が新たな状況(差し迫った背景)を作り出すことがあると思います。このような背景を自ら作り出すことです。

自分にとってより良い状況を作り出すために、自分自身が直面する状況に応じて、適切な背景を作り出すためには、毎日の行動や習慣を見直し、必要に応じて調整することが求められるのです。

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