戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【関口のつぶやき、感じたこと 053】
2021年 1月 9日(土)
こんにちは、関口です。
2021年がスタートしてからまだ10日も経過していませんが、すでにアメリカ大統領選絡みの大騒動があり、国内では2度目の緊急事態宣言が発出されました。今年も何かと波乱に満ちた1年になりそうです。
さて、戦略プロセス経営実践会では、新しい教材づくりに取り組んでいます。これまでいくつかの教材を販売してきましたが、新しい教材にはこれまでの気付きや反省点を反映させています。遅くても来月の中旬までには販売スタートとなる予定です。
ところで、今回、新しい教材づくりを通じて、改めて当会の支援テーマである「戦略とプロセスを明確化した事業デザイン」を定義しましたので、その内容をいち早く下記の通りお知らせします。ホームページ(他のページ)にはあえて載せていなかった内容も含まれています。
「戦略とプロセスを明確化した事業デザイン」とは、明確化した戦略(初期の仮説)を、PDCA(Doから始めることも)サイクルを迅速に回し、検証しながら、より早く「正解」に近づけていくための一連の仕組みづくりのことです。そして事業を方程式で語れるようにします。
また、社長や社員が本来持っている「考える力」を最大限に引き出し、解決することを狙っています。そして、自らに選択肢があることを知りながら「うまくできない」を「できる」に変えるのです。
なお、「一連の仕組みづくり」と書きましたが、そこには5つのパーツが必要となります。戦略・プロセス・組織・教育・ツールの5つです。この5つを組み合わせて仕組み化することになりますが、 中でも最も重要な役割を担うのが「戦略」であり、それを実行に移すために必要なのが「プロセス」となります。
ちなみに、「ツール」は必要なパーツの一つにすぎません。ところが、多くの中小企業では「ツールありき」の発想になりがちです。そのため事業が「特定のツールありき」の展開になってしまうのです。
そして、おぼろげな目的があるものの目先のチャンスに飛びつこうとするから、「●●であなたも儲かります!」という「ツールありき」の情報に翻弄されてしまうのです。●●にはFacebook広告、YouTube,それに出版などが該当します。
最後にもう1つだけ定義を追加します。それは戦略です。当会が定義する「戦略」とは、あなたの事業を取り巻く市場、潜在顧客、競合などを俯瞰し、会社の「強み」から、「勝負のカギ」と「選択肢」を見極め、リスクの分散を考慮しながら、複線的な「絞りと集中」によって、所定の時間軸内であるべき姿へ到達するためのロジックを明確化することです。
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勝てる(新規)事業の戦略とマーケティング
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