戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【関口のつぶやき、感じたこと007】
2019年 1月15日(火)
こんにちは。戦略プロセス経営実践会の関口です。
いきなり質問ですが「オペレーションマネジメント」をご存知でしょうか?
それは私がアメリカの大学で学んだ専攻分野です。アメリカの大学院(ビジネススクール)で勉強した際にも「Operations Management」を履修しました。Operations Managementのクラスは私が大活躍できた唯一のクラスでした。
また、今の仕事の関係で、昨年から本屋に立ち寄る際には必ずオペレーションマネジメントの本をチェックしていたのですが、関連本が少ないのです。
大きな本屋へ行ってもないのです。生産管理、サプライチェーンマネジメント、ISOなどの書籍は多少あるのですが、「オペレーション」という言葉が使われている本が殆どないのです。
アメリカではマーケティング、ファイナンスなどと並び重要な専門分野として認識されているオペレーションマネジメントですが、日本ではあまり知られていない分野のようです。
そのためか、数週間前に話をした公務員の行政職の人に「オペレーション」と言っても伝わりませんでした。その人は「病院のオペ?」と、とらえていたようです。
先日読んだインターネットの記事には「現在は、どのトップビジネススクールでも、生産管理、プロセス管理を学ぶオペレーションマネジメントは必修科目です。つまりそれだけ重要性が高まっている・・・(中略)・・・製造業だけではなくサービス業においても、オペレーションが重要になってきた(後略)」と記載がありました。
まったくその通りであり、これからロボット、AI、IoTなどが製造業以外の中小の小売業、飲食業、宿泊業などにも普及していくことは必至ですが、そこではオペレーションマネジメントがとても重要な役割を果たします。
なぜなら、オペレーションのマネジメントの一貫としてロボットなどを活用し、業務プロセス改善につなげていくからです。
今後、人材不足がさらに大きな問題となり、多くの業界で生産性を大きく向上させなければならないはずです。だから近いうちに、製造業だけではなく中小のサービス業においても、オペレーションマネジメントが重要になってくるはずです。
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