【マーケティング001】 

~正しい媒体で、正しいメッセージを、正しいマーケットに~

2016年8月2日(火)

在京のキー局だけではなく、地方局やBSを含めると、私はこれまでに10回以上テレビに出たことがあります。NHKやテレビ東京などの経済討論番組にスタジオ生出演したことも何度かあります(詳しくはこちら)。

また、自身ではなく、自身が販売していた自社商品がテレビに取り上げられた回数も10回は超えています。テレビに限定せず、もっと広い範囲で「メディアに取り上げられた回数」を数えれば100回は優に超えています。

 

ところで、世の中にはPR会社があります。一般的に彼らは、プレスリリースの配信を代行してくれる、あるいはメディアに取り上げてもらうためのコツを指南してくれます。

中には自社の広報担当を名乗り、外部に向けて情報発信するだけではなく、特定の番組などメディアに企業を売り込んで「取り上げてくれ!」と上手に働きかけをしてくれる会社もあります。さらに、芸能人を使う(いわゆる広告塔として活用する)ことを提案してくる会社もあります。

そのようなPR会社を利用することによって、メディアに取り上げられたこともあるのですが、私の場合、自身の広報活動を通じても何度も取り上げられました。

 

そこで、あくまで私の経験上の話となりますが、「テレビに出ると注文がドカドカとなるか?」について、少し経験を共有いたします。

結論から申し上げると、これについては結局、「媒体力」と「どこに・いつ・どう取り上げられるか?」が全てではないかと思います。

 「媒体力」については、当たり前ですが、地方局よりも在京のキー局という具合に、大きくて有名な媒体に取り上げられた方がインパクトがあるのです。

「どこに、いつ、どう取り上げられてもらえるか?」についは、殆どの人が寝ている朝の5時台よりもゴールデンタイムの方が良いでしょう。テレビではなく新聞であれば、中面の端の方よりもトップ面の方がインパクトあります。

 

 マーケティング活動の目的は、正しいマーケット(ターゲット)に、正しいメッセージを、正しい方法でリーチ(到達)させることです。つまり、テレビを含めメディアに取り上げてもらうことにより、正しいターゲットに正しくメッセージが届けば良いのです。

しかも、正しいターゲットの数が大きければ大きいほどインパクトが大きくなります。

 

私が経験した中で、最もテレビの反応が良かったのは、当時、在席している会社で販売していた健康食品が取り上げられた時でした。それは、とある地方局の平日夕方のニュース番組だったのですが、なんと放送の最後にフリーダイヤルが画面下に表示されました。

私がテレビ局の取材対応した数時間後にニュースが放映され、放送直後から電話注文がドカドカと殺到したのでした。そのときは、取材対応のため地方滞在していたので、「注文がドカドカっ・・」の雰囲気を味わうことができなかったのが残念です。

注文がドカドカと殺到した理由は、ショップチャンネルやQVCのように、いかにも宣伝って感じで番組で商品が取り上げられたのではなく、ストーリーとロジックが見事だったからです。

敢えてここでは詳しく触れませんが、視聴者に「これはカラダに良い!」という説得力あるストーリーとして番組編成され、しかもテロップでフリーダイヤルが表示されるまでの展開(ロジック)が見事だったのでした。

 

このように注文がドカドカっと来ることがあった一方で、私自身がテレビ局のスタジオで商品を手に取って12分の説明をしたにも関わらず反応がさっぱりであったこともあります。原因は放送時間です。なんと、急な番組変更により朝6時に放送されたのです。

また、冒頭に書いた通り、私自身がテレビ局にスタジオ生出演して、キャスターや局アナなどと一緒に討論したことがありますが、「誘導するモノ(商品やサービス)」がなければ、人から「またテレビに出ていたね?」「スゴイね!」などと言われますが、売上に直接的な影響は全くないのです。

TVのパンチ力は絶大です。次のコラムは、こちらから!

結局、ポイントは先に書いた通り、正しいマーケット(ターゲット)に正しいメッセージを正しい方法でリーチ(到達)させることができるかに尽きるでしょう。

また、テレビのように「第三者による編集」を通じてメッセージが伝わる場合は、その相手が正しく(こちらが伝えたい)メッセージを理解し、それを関係者に正しく伝え、正しく編集してもらわなければなりません。

1.関口のつぶやき、感じたこと(生産性向上など)