【関口のつぶやき、感じたこと011】 

2019年 2月7日(木)

  • 生産性
  • 働き方改革
  • 生産性革命
  • サービス業における労働生産性

こんにちは。戦略プロセス経営実践会の関口です。

公益財団法人日本生産性本部のホームページからダウンロードした『データでみる「日本の生産性✕働き方改革」~生産性革新によるイノベーションの創出へ~』という資料にさっと目を通してみました。

この資料のPart1には「特にサービス業における労働生産性の低さが課題となっています」と書かれていました。

製造業についてはアメリカに比べると生産性は低いもののそれほど差は大きくないのです。ところが非製造業ではアメリカの1/3程度の生産性であるとのこと。

でも、なぜサービス業の労働生産性がここまで低いのでしょか?

資料には大きく2つの原因が書かれていました。

1つはサービス業の多くは労働集約的で、長時間労働という働き方が定着しており、また長引くデフレにより価格が低水準にとどまっていることが背景にあるとのことです。

もう1つは「おもてなし」による品質を重視しており、過剰サービスになっているからとのこと。日本では価値に見合った価格設定をしていないことが低生産性につながっていると書かれていました。

なお、資料には、アメリカに住んだことがある日本人と、日本に住んだことがあるアメリカ人を対象にサービスの品質と価格について調査した結果が記載されていました。ほとんどのサービスで日本の方がアメリカに比べてサービス品質が良いと日本人もアメリカ人も認識している一方、日本のサービス価格は高いとは認識されていないとのことです。

この調査結果については、アメリカに長く住んだことがある私も同感です。

ただし、アメリカ人の店員の方が遥かにフレンドリーです。特に田舎の小さな街へ行くとそう感じます。

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