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「戦略プロセス経営実践会」のウェブサイトの訪問、ありがとうございます。

運営責任者の関口史郎です。少し長くなりますが、このページでは当会事業の概要・考え・想いをご理解いただければ幸いです。

2020年。この年は、AI、5G、働き方改革、外国人労働者の受け入れなどが大きく注目されるはずでした。特に、東京オリンピックの開催で国内は大きく盛り上がるはずでした。

ところが、新型コロナウイルス感染症の拡大でシナリオが全て崩れました。世界中が短期間に大きく変わらざるを得ない激動・激変の時代を迎えました。

今後、VUCAの時代が続くと言われています。だからこそ、激変・激動の時代に合致した経営(事業運営)が求められるのです。

そこで重要なことは、事業の方向性をしっかりと定めておくことです。さもないと、何かにつけて「振り回される」「翻弄される」「二転三転する」ことになります。

コロナの一件でも明らかになりましたが、未知の世界のことは専門家の意見もマチマチ。さまざまな情報が錯綜する中、自身の核(コア)や中心軸が曖昧だと、常に振り回されてブレてしまいます。

会社の経営も同じです。「顧客の願望」「自社の経営資源」「競合他社の動き」などを理解した上で、「(仮説の)戦略シナリオ」や方向性を明確にしておくべきです。

「何をやるべきか?」「やらないのか?」をハッキリさせておくことです。さもないと、錯綜する情報に振り回され、興味本位でチャンス(例:新しいテクノロジー、新しいマーケティング手法)を追い求める事業になりがちです。

思いつきで短絡的・単発的に「新しいこと」に飛びつき、いつまでも試行錯誤を繰り返す。このような事業展開は誰もが避けたいのでは

私は自治体事業とのご縁で2010年からロボットを介護現場に普及させる活動に携わりました。メーカー・施設・行政の間に入り橋渡し役のような立場で数多くのロボット導入現場を支援しました。

一見すると機器を購入して活用するだけで非常に簡単なことだと思われがちです。しかし、必ずしも上手く活用されないケースが少なくないのです。

ロボットに限らず、AI、SNSなどの新たなツール(手段・手法)は、課題に直面している「現状」から「ありたい姿」へ到達することを目的に活用するための道具であり、手段にすぎないはずです。

ところが、それらを「導入すること」「活用すること」が目的になってしまうケースが少なくないのです。現状把握、導入目的、進むべき道などの肝心なことが曖昧なまま、「補助金が出る」「同業他社が始めたから」「これから流行るから」などの理由で「ウチも!」と飛びついてしまうのです。

しかも、施設に「ウチも!」と飛びつかせるために、さまざまなところでいろいろな力が働いているのです。多額の補助金を予算を計上し、無理にでも導入してもらうことが目的になっている自治体事業は少なくありません。

また、肝心なことを疎かにしたまま飛びついてしまうのは介護施設に限ったことではありません。一般の中小企業においても同じことが見られるのです。 これについては、DXを推進する上での問題点としてもよく指摘されています。手段のはずのテクノロジーの導入が目的になってしまうことです。

本来なら、いきなり新しい手段・手法に飛びつく前にやるべきことがあるはずです。それは「現状」から「ありたい姿」へ駆け上がるためのシナリオを戦略的・計画的に描くこと。また、その戦略を実行するためのプロセスを最適化することです。

そしてプロセス最適化の手段として新しい手段・手法を導入し、活用することを検討するのです。それらを「てこの原理」として利用するのです。

繰り返しになりますが、「現状」や「ありたい姿」などを明確にし、戦略的にシナリオを描いておかないと軸がブレてしまいがちです。チャンスばかりを追い求め、常に「新しい何か」に飛びつきたくなってしまうのです。

一見おいしそうな話に引っ掛かりやすくなり、情報や誘惑に振りまわされていることに気付かなくなってしまうのです。

は「事業は1つ1つがつながりあって動くチェーンの如く、1つの大きなシステムである」と捉えています。

事業は「業績に影響する小さなプロセスがあらゆる部署・外注先・協力会社などで行われ、それが集まって価値を生み出す大きなシステムである」ということ。その大きなシステムを最大限に活用するためには、戦略はもちろんですが、それを実行するためのプロセスの明確化が重要であると考えています。

また、初期の仮説である「戦略」をより早く「正解」に近づけていくための一連の仕組みづくりが重要であるとも考えています。そのためには、PDCA(Doから始めることも)サイクルを迅速に回し、常に仮説を検証することです

そこで、当会は「(お客さまの)ビジョンの実現に向けて、体系的な事業構築の支援を通じ、顧客と自らの持続的な成長に貢献する」を事業理念に掲げています。

「戦略とプロセスのデザイン屋さん」として、MBAの理論・外資系コンサル流のスキル・中小企業での泥臭い実務経験などを融合した手法で企業の支援を行っています。

さらに、私が重視していることは「いかに実行するか」です。だから、「戦略」と「実行」の両方をセットで提供し、一緒に汗をかきます。私は、経営コンサルティングを営んでいることになりますが、自分をコンサルタントだと思って仕事をしていません。現場における「実行」にこだわっています。

先に述べたように、今は新しいテクノロジーや錯綜する情報に翻弄されやすい時代です。だからこそ「新しい何か(手段・手法)」に飛びつく前に、まずはビジョンを意識した上、その達成に向けて事業の戦略を明確化することです。

目先のチャンスを追求することではなく、強い戦略思考を持つことが求められているのです。

以上の考え・想いから、当会は「戦略とプロセスのデザイン屋さん」を自負しています。当会は、お客さまのビジョンの実現に向けて戦略とプロセスを明確化した事業デザインの支援を行い、技術の進化で顕在化してきた問題を解決していきたいと考えています。

 

もし、このような考えに賛同いただけるようでしたら、ぜひ、お声がけいただき、当会をご活用いただければ幸いです。

お客さまのために、社員のために、そしてビジョン実現に向けて真の事業デザインを行なうことを目指す経営者の方々とのご縁を心より願っています。

戦略プロセス経営実践会
株式会社とげぬき
代表取締役
 関口 史郎

地方自治体市場への進出戦略:小さな実績をもとに全国展開を目指す

  • 地元自治体から他の自治体への展開
  • 自治体と連携してメディア露出を獲得する

自社ブランドによるBtoC市場進出:ストーリーテリングとメディアを活用して飛躍する

  • 独自のストーリー
  • それを活かしたメディア戦略

年間売上10億円規模の中小企業の新規事業向け

勝てる新規事業の戦略とマーケティング

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