戦略とプロセスを明確化した事業デザイン:
自らに選択肢があることを知りながら「できない」を「できる」に!
【関口のつぶやき、感じたこと012】
2019年 2月9日(土)
こんにちは。戦略プロセス経営実践会の関口です。
今回は、前回に引き続き公益財団法人日本生産性本部のホームページからダウンロードした『データでみる「日本の生産性✕働き方改革」~生産性革新によるイノベーションの創出へ~』という資料の内容についてお知らせします。
前回は、特にサービス業における労働生産性の低さが課題となっており、その原因についてお伝えしました。
特にサービス業は生産性が低いのです。だから今、国をあげて「生産性を高めよう!」と大きな目標を掲げて動いているのです。また生産性を高める一環として今注目されているのが「働き方改革」です。
正規・非正規の格差是正や長時間労働による低生産性解消のため、数年前から政府は働き方改革を提案しています。今年からは関連法案を改定するなど環境整備に着手していきます。
先に述べた資料によると、多くの企業が働き方改革に取り組んでおり、その中で最も多いのが「長時間労働の是正」と「業務プロセスの標準化等見直し」だそうです。また働き方改革を進める上で、KPIの設定とそのモニタリングが重要とのことです。当たり前ですね?
なお、働き方改革で関心の高いテーマの一つが副業・兼業の普及促進です。
思えばバブルの頃は、「24時間、戦えますか?…ジャパニーズ、ビジネスマン!」などという栄養ドリンクのCMが一世を風靡しましたが、ああいう働き方はもうダメ。ブラック企業の烙印を押されるだけです。
また昔ながらの「就職したら転職などせずに同じ会社に定年まで勤め上げることがイチバン!」などという古い考え方をする人も大きく減ってくるでしょう。
これからは世の中の変化、自身の価値観の変化、家庭の事情などにより、流動的に会社も仕事も変えていく働き方が増えていき、まさに働き方が大きく変わっていくでしょう。
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