こんにちは。

戦略プロセス経営実践会の関口です。

さて、今回から始まる「集客の知恵」シリーズ。

初回ですが、今回の話はちょっと“ふざけている”ように聞こえるかもしれません。でも、実は本質を突いた集客のヒントが詰まっています。

 

■ なんとテーマは「高級娼婦の集客」!?

タイトルは、

「英語の先生から教わった!courtesan(高級娼婦)はなぜ高くても集客できるのか?」

はい、なんと、娼婦の集客の話です(笑)。

ただ、単なるふざけた話ではありません。

これは、現代のマーケティングにもつながる、とても深い示唆がある内容なんです。

■ 留学と英語クラス、そして“忘れられない話”

私自身、アメリカの高校に交換留学生(exchange student)として留学した後、日本の高校を卒業して、再びアメリカの大学へ進学しました。

大学を卒業後は、オリンパス(東京都八王子市)に勤務し、その頃、立川駅近くの某カルチャースクールで英語クラスを受講していました。

その講師は、私が留学前に参考にした本の著者でした。偶然見つけたクラスだったので、思わず「この人の授業を受けたい!」と即決したのです。

30年以上も前ということもあり、当時の授業内容や講師の顔など、殆ど忘れてしまいました。

が――

ある話だけは、今でもハッキリ覚えています。

それが、今日のテーマである「courtesan(高級娼婦)の集客」に関する話でした。

 

■ “court”の語源から始まった話

ここから少しだけ英語の話になりますが、少し我慢してください(笑)。

英語の “court” には「囲む」という意味があります。tennis court(テニスコート)や courthouse(裁判所)など、どれも囲まれた空間ですよね。

その授業中、先生がこう言い出したのです。

「‘courtesan’って知っていますか?高級娼婦のことだけど、なんで スペルに‘court’ が入っているかわかりますか?」

この質問から始まった話が、今でも私の記憶に深く刻まれているのです。

 

■ コールガールと高級娼婦の決定的な違い

先生いわく、

“courtesan(高級娼婦)” という単語には “court(囲い)” が含まれている。つまり、囲われた空間にいる存在という意味合いがあると。

一方、“call girl(コールガール)”は道端に立って、

「ねえ、ねえ、遊んでいかない?」と、通行人に自ら声をかける。

これは、言い換えると「お願い営業」。

自分から声をかける=営業。お願いベースの営業です。

当然、値段は下がるわけです。

だって、自分からお願い(お願い営業を)しているのだから。

 

一方で、courtesan(高級娼婦)はまったく違います。

遊郭のように囲われた場所にどっしり構えて、外には出ていかない。客の方が、噂を聞きつけ、情報を集め、ようやく探し出して辿り着く。

だから、客側の期待感はどんどん高まり、価格も高くできる。それでも客は来る。むしろ、「やっと出会えた!」という喜びがあるから、値段はあまり問題にならない。

これが、先生の話の骨子でした。

 

■ この話が、30年以上経っても忘れられない理由

あれからもう30年以上も経ちますが、いまだに私はこの話を覚えています。

なぜか?

それは、「非常に面白いから」です。

真面目な文法の話だったら、とっくに記憶から消えていたでしょう。

でも、こうして印象に残る話をすることで、“学び”は記憶に深く残るんです。

マーケティングの世界でも、これは同じです。いつか改めて説明しますが、ストーリーが重要なのです。

 

■ 現代のビジネスも“courtesan型”が効果的

call girl型――つまり「買ってください!」「お願いします!」と懇願型の営業。これでは、単価を上げにくい。お願いしている側だから、どうしても価格は下がります。

一方、courtesan型の集客は違います。

見込み客の方から、

「やっと見つけた!」「逃したくない!」と来てくれる。だから、価格は高くてもOK。待ち時間があってもOK。自分が選ばれた(購入できた)こと自体に価値を感じるのです。

大谷選手が出場するドジャースの日本での開幕戦のチケット販売は、まさにこの典型だと思いませんか?「購入できた」ことに大きな価値があるので、多くの人は価格などあまり気にしないのです。

 

■ 実例:診療所にもcourtesan型の集客がある

この話をしていて思い出したのが、私の身近な人が通っているある診療所です。そこは、朝8時に行っても100人以上が並んでいることもあるほどの人気ぶり。

名前が呼ばれるまでに何時間もかかることもあります。でも、患者は文句を言わない。それだけの価値があると“自分たちで判断して”来ているからでしょう。

これ、まさにcourtesanと同じですよね?

「自ら売り込まない」「待たせても来る」「高くても納得する」

まさに、引き寄せ型の集客=高級娼婦型のビジネスモデルなのです。

この診療所の集客については、次回の「事例から学ぶ集客の知恵」でお伝えします。

 

■ まとめ:あなたも“高級娼婦型”を目指してみては?

もちろん、見た目やスタイルの話ではありませんよ(笑)。

「営業しない」=「集客できない」ではありません。むしろ、営業しないことで、より価値を感じてもらうこともできるのです。

自分から声をかけてお願いする「call girl型」ではなく、“見つけてもらう”仕組みをつくるcourtesan型の集客を目指してみては?

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