パート15】

金持ちコンサルの教え:なぜ中小企業診断士を名乗らないのか

【新 特別レポート】
個人経営コンサルタントの事業戦略:法人を攻めてニッチでNo.1を狙う(2024年版)

こんにちは、関口です。

今回のパートは【動画】で学んでいただきます。

テーマは――

「金持ちコンサルの教え:なぜ中小企業診断士を名乗らないのか」 についてです。

私は2008~2010年頃、独立して活動しているコンサルタントと出会うたびに、必ず同じ質問をしていました。

――「どうすれば経営コンサルタントとして成功できるのですか?」

質問の対象は「独立したコンサルタント」に絞り、アクセンチュア、デロイト、船井総研といった大手コンサルティング会社に所属している社員コンサルタントは含めませんでした。

そうして多くの答えを集めるうちに、成功している人たちのアドバイスにはある共通点があることに気づきました。

それは――

「人を引き寄せる仕組みをつくりなさい」 ということです。

彼らの中には資格を持っている人もいましたが、それを前面に押し出して集客することは決してありませんでした。

むしろ「金持ちではない」「売れない」コンサルタントほど、資格を掲げて自分を立派に見せようとする傾向が強かったのです。

つまり、成功しているコンサルタントは資格保有を強調することで「その他大勢」と同じに見られることを避け、自らの価値を際立たせるために 「ポジショニング」 を意識していたのです。

少し難しい内容に思えるかもしれませんが、詳細はぜひ下記の動画でご確認ください。

お役に立ちましたか?

重要なのは ポジショニングです。これは、顧客(見込み客)の頭の中にある 「あなたは何の人か?」という明確な位置づけ、ひと言で想起される“あなたの居場所(位置づけ)”を意味します。

あわせて、経営コンサルタントにとっては、ある“キッカケ”を通じて自分と自分のサービスの存在に気づいてもらうことが極めて重要です。

検索、紹介、講演・セミナー、資料ダウンロード、導入事例記事など、最初の接点がなければ何も始まりません。

私たちは今、情報が溢れかえった時代に生きています。情報量が多すぎて処理できない――というより “そもそも目に入らない/届かない” のが現実です。だからこそ、多数の中で埋もれないための仕掛けが必要になります。

見込み客の悩みや、これから始めようとしている取り組みと、あなたが提供する価値との「関連性」を一瞬で理解してもらう設計 が不可欠です。

さらにもう一歩踏み込めば、最終的に必要なのは 「この人が良い」「この人なら間違いない」と信じてもらうこと。ゆえに 「売上倍増」「利益3倍」「市場シェアNo.1」 といった抽象的な打ち出しでは、相手が自社との関連性を見いだしにくく、実戦で苦戦しやすいのです。業界×テーマの特定、課題→施策→成果の因果、実例・数値・プロセスの提示といった具体性が信頼の土台になります。

もう少し正確に言えば、どの企業にも当てはまる、多数の人と同じ内容ような抽象度の高いテーマで売ろうとするほど、「本の出版→日経新聞に広告出稿」などのマスメディアを使う高コスト戦術 を取らない限り、まるで認知されないリスクが高まります。資金の限られる独立コンサルにとっては、ここが大きな落とし穴です。

下記の動画はご覧になりましたか?

まだであればぜひ視聴を。既に見た方も、メモを取りながら「自分のポジショニングはひと言で何か」「最初のキッカケは何で作るか」 を意識して、もう一度確認しておいてください。

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